三都BLOG

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京都にある不動産屋さんの事務員初心者が、日頃気になること、住まいのこと、京都のことをゆるく綴っています(・∀・*)

屋根のお話

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こんにちは、事務員です。

お客様にご提示する資料を作成していて、よく意味が分からないまま打ち込んでいる言葉があります。

それが『スレート葺(ぶき)』!!


◆ストレート≠スレート

まず初見で読めなかったこの字⇒

仕方なくIMEパッドの手書きに頼り、判明した読み方が「しゅう」「ふき」「ふく」。

意味は

1、板・芽(かや)・瓦などで屋根をおおう。2、草木などを軒に挿して飾る。

出典:goo辞書

今の状況に応じた意味としては1ですね。


次にスレート。

最初はストレートと打ち込みをしていて、あとで誤字チェックをしている時にΣ(゚Д゚)なん…だと…!?となりました。

意味は

粘板岩(ねんばんがん 英: slate、スレート)の薄板。屋根葺材などにする。天然スレート。

出典:デジタル大辞泉


つまりスレート葺とは、スレートと呼ばれる材料で屋根をおおっていますよ。という事だったのですね!


しかしスレートとはどんな姿なのでしょうか。

今まで縁がなかった単語なので想像が付きません…。ㆆ﹏ㆆ

‘粘板岩(ねんばんがん)’という言葉も気になります。


粘板岩とは要約すると、

水成岩(すいせいがん)の一つ。頁岩(けつがん:粘土などが積もって固まった岩石)が圧力により固まったもの。黒く緻密(ちみつ)で、薄板状にはがれやすい。石盤・すずりなどにする。

出典:weblio、goo辞書


また謎が増えました\(^o^)/

ともかくスレートは黒いようですね。

しかし水成岩とは…??なんだかゲームの錬成用アイテムみたいな名称ですが。


水成岩とは要約すると

岩石の破片、生物の亡骸など が風化し、その粒子が水や風に運ばれ、水中に沈殿・堆積してできたもの。

出典:ブリタニカ国際大百科事典


◆まとめ

出典だらけになりましたが、まとめると、長い間水中で沈んで積もり固まった粘土が、圧力でさらに固まったものがスレート(粘板岩)という事ですね…!

でもこれ、利用するには非常に時間がかかるのでは…と思い調べてみると、どうやら天然のスレートはとても産出量が少なく、現在はセメントを主材料にした人工的なスレートが使われているようです。

人工的なスレート…作り方が気になりますね。

それにしても屋根一つとっても、不動産は知らない事だらけです。(゚Д゚)


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