三都BLOG

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京都にある不動産屋さんの事務員初心者が、日頃気になること、住まいのこと、京都のことをゆるく綴っています(・∀・*)

ガスのお話。

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こんにちは、事務員です。

先日、ガス漏れの検査と設備調査に行きますよーというお知らせの手紙が来ました。

ガスはあの何とも言えない臭いぐらいでしか存在が分からないから怖いよね(・ω・`)って思っていたら、ガスの臭いが後付けされている事実を知ってぽかんとしました。

臭いを後付け?え、あれ自然の臭いではないの??(゚Д゚)


◆臭いを付けることは法律で決まっています。

都市ガスの主成分のメタン、プロパンガスの主成分のプロパン、ブタンなどの天然ガスは本来は無色無臭なのですね。

ではどうしてあのような臭いが付いているのかというと、1937年のアメリカで無臭ガスが漏れて爆発事故が起き、以降臭いを付けて察知するという方法がとられ始めたのだそう。

見えない気体に対して、嗅覚に訴えよう!と当時考え付いた人が凄い…。


日本ではガス事業法という法律で臭いを付けるように決まっていて、人体に影響がないこと、ガスとすぐ分かる臭いにすることなどの基準が設けられているそうです。

ガスとすぐ分かる臭い…今でこそ、「ガス臭いな」というのは分かりますが、この方法がとられ始めた頃の人は変な臭いがする、ぐらいの認識だったのではないでしょうか。

一体いつ頃から、「これはガスの臭い…!(゚Д゚;)」という事が日本に浸透し始めたのか気になるところです。


肝心の臭いは「付臭剤」というもので付けるそうなのですが、この成分を利用して作ってくださいという事は特に決まっていないので、製造しておられる会社によって成分が少し異なるとか。

という事は地方によってあの臭いに違いがあるのでしょうか??とっても興味深いです。


ところでどうやって気体に臭いを付けているかですが、現在は「ポンプ注入方式」という方法が主流だそうで、付臭剤を滴状にして、直接ガスに落として付けておられるそうです。

ガスって手間がかかってたのですね…!(゜△゜)


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