三都BLOG

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京都にある不動産屋さんの事務員初心者が、日頃気になること、住まいのこと、京都のことをゆるく綴っています(・∀・*)

ソメイヨシノのお話。

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こんにちは、事務員です。

京都でソメイヨシノの開花が確認されたそうですね!

少しずつ春が近づいてきていますね。(^∇^)


◆染井村と吉野山


そういえば子供のころは、植物なのに何だか人の名前のようだなと思っていました。

名前の由来は江戸~明治時代、染井村の植木屋さんが交配して作った桜がありました。

それは当時、桜で有名だった奈良県吉野山にちなんで「吉野桜」と呼ばれていたそうですが、その吉野山では「山桜」という別の品種が植えられており、このままでは混同されるかもしれないということで、染井村の名前をもらって「ソメイヨシノ」という名称になったそうです。


◆「ソメイヨシノさーん!」「「「「はーい」」」」


日本全国に植えられ、有名になったソメイヨシノですが、すべてクローンなのをご存知でしたでしょうか?

私はいつも通り初めて知ったくちです。(゚Д゚)ク、クローン?ホントニ?

全国津々浦々、あちらこちらにたくさん名所がありますが、あれ全部クローンかと思うと…SF映画もびっくりですね。( ꒪﹃ ꒪)


ところでソメイヨシノがクローンといわれる訳ですが、彼らは接ぎ木、もしくは挿し木といわれる方法でしか増えないからだそうです。

そうした方法で増えた木は遺伝子が同じになるため、クローンと呼ばれているのですね。


植物の増え方といえば種ですが、種で増えることは出来ないのでしょうか?(・ω・`)

前述のとおりソメイヨシノはクローンで、すべて同じ遺伝子です。

植物の中には自家不和合成(じかふわごうせい)といって、同じまたは似ている遺伝子型を持つ花粉からは種子を形成しないものが存在するそうです。

ソメイヨシノのほか、リンゴやナシなどもこれに該当するそう。(゚Д゚)


では他のサクラの花粉では?(>_<)

これなら種子ができる事があります。

…が、それはもうソメイヨシノという品種ではなくなってしまうそうなのです。

なので、クローンという形でしかソメイヨシノは増やせないのですね。

接ぎ木や挿し木のみで現在まで増やした過去の人たちがすごい…。


ちなみに彼らはクローンゆえに開花の条件が同じで一斉に咲くので、桜前線の情報はおもにソメイヨシノの開花を指しているそうですよ。

今年はいつもと違った目線でお花見を楽しもうと思います…!!


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