三都BLOG

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京都にある不動産屋さんの事務員初心者が、日頃気になること、住まいのこと、京都のことをゆるく綴っています(・∀・*)

自転車保険のお話。

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こんにちは、事務員です。

4月から京都では自転車保険が義務化されましたね。(`・ω・´)

これは偶然の事故に備え、事前に費用を負担することで、自転車に乗っていて自身が怪我をした場合や、相手に怪我を負わせたり物を壊した場合に補償してくれる制度です。


今は自転車にはあまり乗りませんが、以前はつい下り坂ではスピードを出してしまったり、急いでいる時に「この道は人や車がめったに通らないから!」という謎の自信で安全確認を怠った結果、あわや衝突するところだったという経験をしました。(^_^;)

その時は保険には入っていなかったので、事故を起こしていたら恐ろしいことになっていましたね…。(((゚Д゚)))


自転車保険の義務化は2015年に兵庫県が最初に条例として制定し、翌年には大阪と滋賀も義務化を導入しました。

え、自転車の保険を義務化!?(゚Д゚;)

と、当時戸惑った方も多かったと思いますが、過去の事故では賠償金額が9000万円を超えるなどしており、義務化の大きな理由は被害者の救済、加害者の経済負担を和らげることのようです。


保険加入の対象になるのは、京都で自転車を利用する人全員!という定義の広さ。

京都以外にお住まいの方でも、京都の中で自転車を乗る場合は対象に入りますし、最近は観光でレンタルサイクルを利用する方も多いと思いますが、その場合も対象に入るとのこと。

ただレンタルサイクルの場合は事業者さんの方で保険に入っている事もあるので、事前に確認するのが良さそうです。


他にも京都では、通勤や通学に自転車を利用する人に対して、保険に加入しているかを事業者や学校が確認するように呼びかけたり、駐輪場を利用する人に対して、管理者が保険の情報を提供するように呼びかけたり、不動産関連の業者には京都市へ転入して来られる方に対して保険の情報を提供するようにと呼びかけを頑張っています。(・ω・`)

しかし保険とひとくちに言っても、いっぱいあるのでどれを使えばいいのか分からない!補償内容はどういうものが適切なのか?という意見もたくさん寄せられたようで、京都では4点の補償内容が備わっている保険を推奨しています。


1、賠償責任補償限度(対人)1億円以上

 もし相手に怪我を負わせてしまった時の補償は1億円以上の補償をしてくれる。

2、示談代行サービスあり

 色々な手続きを個人で行うには負担が大きいので、専門家の方に代行して頂けるサービスがある。

3、賠償補償の対象となる後遺障害の制限なし

 後遺障害には等級があり、なかには補償を受けられない保険もあるので、要注意!

4、年齢制限なし

 車の免許を返納するなどしたご年配の方は自転車が足となっておられる方も多いと思いますが、70歳までや80歳までという年齢制限がある保険もあるので、こちらも要注意!


京都市では保険会社の方に、この補償内容を満たす商品を作ってくださいと依頼しているそうです。

加入義務化としていますが、いまのところ罰則はありませんので、色々よく吟味して決めたいですね。(`・ω・´)


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