三都BLOG

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京都にある不動産屋さんの事務員初心者が、日頃気になること、住まいのこと、京都のことをゆるく綴っています(・∀・*)

間取り図の略称のお話。

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こんにちは、事務員です。

間取り図を見ていると、たまによくわからない略語と遭遇します。(^_^;)


例えばPS

プレイステーションしか頭に浮かびませんでしたが、調べてみると「パイプスペース」の略で、水道管やガス管などのスペースだと知りました。


次にMB

ミドルブロッカーにしか読めない。

これは「メーターボックス」の略でガスや電気、水道のメーターを設置しているスペース。

配管とメーターが一緒の場所にある場合は、上のPSと合体してMBPSと表記されることもあるそうです。


次はCL

クローゼットの略称。言われてみるとあぁー(⁰▿⁰)となります。

進化系のWCLウォークインクローゼット)というのもたまに見かけます。


さらにRF

Roof floor(屋上)という意味の略だそうですが、日本ではロフト(Loft・屋根裏部屋)の事。これはもう略さずロフトって書いておいて欲しい。( ꒪﹃ ꒪)


そしてSBSCL

SBシューズボックスのこと。一般的な下駄箱ですね。

SCLシューズインクローゼットのこと。こちらは玄関の横にある1帖ほどの収納スペースのことだそうです。


最後にSR

サービスルームの略称。決してスーパーレアではない。

サービスルームとは、建築基準法居室として認められていない部屋のこと、だそうです。

居室というのは法律で、「居住、執務、作業、集会、娯楽その他これらに類する目的のために継続的に使用する室」と定義されているとのこと。(゚Д゚)シラナカッタ。

その定義に当てはまるためには、採光や通風などに関して基準が定められているのですが、その基準に満ちなかった部屋をサービスルーム、または納戸やクローゼットとして表示されているのですね。

最近はLDK+Sという形でサービスルームが表記されているのも見かけます。

倉庫に、あるいは書斎にと色々な使い方があるかと思いますが、居室とは認められていないため、コンセントがない、エアコン用の穴が設けられていないなどのデメリットもありますので、もしご検討されている物件にサービスルームがありましたら、ぜひ一度部屋の中をご覧になってみてくださいね。(☌ᴗ☌)。


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