三都BLOG

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京都にある不動産屋さんの事務員初心者が、日頃気になること、住まいのこと、京都のことをゆるく綴っています(・∀・*)

構造のお話。

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こんにちは、事務員です。

先日美容院に行ったら、すぐ隣でマンションの建設工事をしているそうで、なにかを削る音や叩く音のようなものが聞こえてきました。

仕事に集中できないのではと聞いてみると、美容師さんは確かに音が気になるけど、日々ビルが育っていく様子が面白いと仰っていて、そういう見方もあるんだなと勉強になりました。(•̀ᴗ•́)و ̑̑ぐっ


マンションの物件資料を作成する際、構造を記載する箇所があります。

RC造やSRC造といった文字をご覧になった方も多いのではないでしょうか。

これはコンクリートの柱や梁などの骨組みの部分に鉄骨や鉄筋が入っているということが示されています。


・S造

鉄骨コンクリートの事。SはSteel(鋼鉄)の略。

強度が高いので、耐久性に優れているという特徴があります。

さらに工期が短く、コストが抑えられるなどのメリットもあります。

主に工場などの大きな空間作りで使用されますが、錆に弱いので、湿度の多い場所では防止の処理が必須です。( ・`ω・´)


・RC造

鉄筋コンクリートの事。RCはReinforced(補強する) Concrete construction(コンクリート製の構造)の略。

鉄筋とコンクリートを組み合わせて補強された構造。

鉄筋は引っ張る力に強く、耐震性に優れているのですが、熱に弱いので耐火性はあまり期待できません。

反対にコンクリートは耐火性、そして圧縮に対する抵抗力は優れていますが、引っ張る力には弱いです。

鉄筋コンクリート造はお互いの欠点をカバーして高い耐久性を保っており、マンションなどでよく使用されています。(☌ᴗ☌)。


SRC

鉄骨鉄筋コンクリートの事。SRCはSteel Reinforced Concrete constructionの略。

上記2つの長所を合体させた造り。高層マンションなどに使用されています。すべてにおいて優れていますが、コストが高いのが唯一のデメリット。(´・ω・`)


一時期、建物の構造について問題になった事がありましたが、その時もそこまで構造について考えたことがなかったので、調べた時にこんな違いがあったのかとびっくりしました。

賃貸はもちろん、マンションの購入を考えていらっしゃる方はぜひ構造のところもご覧になってみてくださいね!(・∀・*)


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