三都BLOG

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京都にある不動産屋さんの事務員初心者が、日頃気になること、住まいのこと、京都のことをゆるく綴っています(・∀・*)

日射病と熱射病のお話。

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こんにちは、事務員です。

近畿地方もついに梅雨に入りましたね。

だんだん日中の気温が高くなってきて、熱中症の注意を呼びかける声がテレビやラジオから聞こえてくるようになりました。(・ω・`)

そういえば以前は夏になると熱中症ではなく、日射病や熱射病に注意を!と言われていたなぁと思い、何が違うのか気になりましたので、いまさらですがその違いを調べてみることにしました。


熱中症は総称

結論からいうと、熱中症のくくりの中に日射病や熱射病が含まれるようです。

人は普段、汗をかいたり、何もしていなくても皮膚から熱を放出することで体温調節をしています。

熱中症は、高温多湿の環境に長く居たり、水分・塩分の補給を十分にできなかったなどの要因でその体温調節の機能に支障をきたし、体に熱が溜まっていってしまう状態です。


症状の重さは3つに分けられており、

軽症:気分が悪くなったり、手足がしびれるなど

中症:めまい、頭痛、吐き気など

重症:意識が朦朧としている、体温は高いのに汗をかいていないなど


このうちの重症の症状を熱射病と呼ぶそうです。

日射病は、直射日光を頭部やうなじに過多に浴びたことが原因で熱中症になった時に使われていた言葉だそうですが、要因はなんであれ症状は一緒のため、現在はあまり使われていないようですね。


◆まとめ

熱中症…暑さなどが原因で体温調節が出来なくなり、体に熱がどんどん溜まっていってしまう状態。一刻も早く体を冷やしたり、水分・塩分の補給が必要。

熱射病…意識がないなど、熱中症の症状の中でも重い症状。すぐに救急車を呼ぶ。

日射病…直射日光を長く浴びた事が原因でなる熱中症のこと。以前は高温の環境下で作業していたことが原因⇒熱中症、直射日光が原因⇒日射病、と呼び分けされていたそうだが、症状は変わらないため、現在はあまり使われていない。


夏にかけてたくさんイベントがあるとは思いますが、熱中症には十分気を付けて、めいっぱい楽しみましょうね(☌ᴗ☌)。

環境省熱中症予防情報サイト

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