こんにちは、事務員です。
こうも連日暑いと、頭から水を被りたくなりますね。( ꒪﹃ ꒪)
そういえば最近、水道のことを「蛇口」というけれど、あれはヘビを見立てて付けた名前ではないという事を聞きました。
てっきり、長い水道管の部分をヘビの体に見立てていて、水が出る部分をヘビの口という意味で蛇口かと思っていたのですが。(゚Д゚)
◆蛇口の語源は?
由来としては色々な説があるようなのですが、有名なのは
「蛇体鉄柱式共用栓(じゃたい てっちゅうしき きょうようせん)」
というものの名称が転じて蛇口に変化したというものです。
流れを見てみると、1887年(明治20年)に横浜で日本最初の近代水道が誕生。
多くの人は、道路の脇に約90m間隔で設置された「獅子頭共用栓(ししがしら きょうようせん)」と呼ばれる水道で給水を行います。
この共用栓はイギリスからの輸入品であったため、イギリスの水神である獅子が模されていました。
その後、日本でも共用栓の製作が始まり、日本の水神は龍であったため、龍を模すことにしました。
しかし不思議なことに、その共用栓は「蛇体鉄柱式共用栓(じゃたいてっちゅうしき きょうようせん)」という名称になったようです。
龍はどこいったの…!?(゚Д゚;≡;゚д゚)
理由としては、龍はヘビがモデルになっているからとか、水神様の名を使用することは畏れ多いからとか、龍は仮想の生き物だからとか、龍はヘビが神格化した姿だからとか、様々ことが考えられますが、当時の方々はどういう意図で名前を付けられたのか興味深いです。
◆蛇口はどこ?
ところで素朴な疑問なのですが、蛇口ってどこを指すのでしょう?
水が出る部分?蛇口をひねるって言いますし、回す所かな?それとも全体をいうの??
正解は水が出る部分!
…なのですが、全体をいうこともあるようです。(^_^;)
ややこしいので、蛇口全体をバルブ、回す部分はハンドルと呼ばれているそうですね。
蛇口のことを調べていると、現在のように上水道が整備されたのは大体1975年ということで、思っていたより最近だという事を知りました。
それまで衛生面が非常に大変であったそうですね。(・ω・`)
ありがたみを感じながら、今日もおいしく水を頂こうと思います!