三都BLOG

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京都にある不動産屋さんの事務員初心者が、日頃気になること、住まいのこと、京都のことをゆるく綴っています(・∀・*)

食中毒のお話。

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こんにちは、事務員です。

今夏の暑さはいったい何処に行ったのかと思うぐらい、最近は涼しいですね。

こういった涼しい季節になると「食中毒に要注意」と以前の職場の方に忠告された事を思い出します。

その方曰く、夏場は暑いのでしっかり気を付けるけれど、気温が下がってちょっと気が緩む9月が一番危ない、とのこと。

昨日もネットのニュースで食中毒の記事を見かけましたが、よく考えてみるとО-157ぐらいしか種類を知らないので、今回は食中毒について調べてみます。



まず食中毒とは、

有毒物質の含まれた飲食物を摂取したことによって起こる中毒の総称。嘔吐・腹痛・下痢などの症状がある。 出典 デジタル大辞泉

食中毒の主な原因は細菌ウイルスによるものだそうですが、ほかにも鉛や水銀などの化学物質、キノコやフグなどの自然毒アニサキスなどの寄生虫が原因の場合もあります。

今回は食中毒の大きな割合を占める「細菌」に注目してみます。


細菌が原因の食中毒は細菌性食中毒と呼ばれ、主に高温多湿で細菌が増えやすい6月~9月に多発する傾向にあるようです。

この頃起きた食中毒の原因をもとに、代表的なものを見てみます。

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予防をする。

食中毒予防のため、厚生労働省では食中毒菌を付けない・増やさない・やっつける、という3原則を持って注意を呼びかけています。

1.つけない

手洗いの徹底ですね。

ご存知の通り手には様々な菌やウイルスがいます。その中には付着した菌の増殖を防いでくれたり、紫外線から守ってくれる菌もいますが、とりあえずまとめて洗っちゃいます。

忘れがちな指の間、爪先、手の甲、手首も忘れないようにしましょう。

30秒ほど洗うのが良いとのことで、目安としてハッピーバースデーの曲を2回歌うとちょうどいい長さになるそうです。やってみたら30秒弱だったので、確かにいいかもしれません。(・∀・*)

ただ手を洗いすぎると荒れてしまい、逆に菌がくっつきやすくなるようなので、何事もほどほどに。

調理器具も同様にしっかり洗浄しましょう。


2.増やさない

菌の中には短時間でも増殖するものが居ます。低温で保存するとその速度が落とせるので、購入後は出来るだけ早く冷蔵庫に入れましょう。

ちなみに冷蔵庫の中でもゆっくりと増殖するそうです。早めに食べるようにしましょう。


3.やっつける。

ほとんどの菌やウイルスは熱に弱いです。お肉、お魚、野菜、などもよく加熱することが大事です。

中には熱に強い菌もおり、代表的なのがセレウス菌です。

セレウス菌はセレウリドという毒素を発生させるそうですが、食品の中で10万個以上増殖しないと産生されないとのこと。

対策として、料理を常温に長時間放置しない、残ったものは冷凍保存するなどの方法で予防しましょう。

厚生労働省:食中毒予防の三原則


食中毒かなと思ったら

上記でも症状を書いていますが、下痢や腹痛、嘔吐、発熱などは風邪と間違えやすいです。

判断材料としては、食後数時間でこうした症状が起きたとき。

まずはお水を飲んで、脱水症状を起こさないように気を付けてください。

また、市販の薬を飲みたくなりますが、下痢や発熱は体が異物を外に出そうという防御反応だそうなので、自己判断で薬を服用するとそれを阻害し悪化させてしまうかもしれません。

食中毒の疑いがある場合は速やかに医療機関で受診をしてください。

参考・出典

全日本病院協会:食中毒について

SARAYA:家庭用製品→家庭の感染と予防のページ

東京顕微鏡院:加熱しても死なない食中毒菌1.セレウス菌による食中毒


食中毒の原因は色々ありますが、細菌の中に熱に強いものもいるとは思いませんでした。(゚Д゚;≡;゚д゚)

これからノロウイルスなども増える時期ですので、気を付けたいですね。

三都住建株式会社HP