こんにちは、事務員です。
昨日のブログで中秋の名月について調べていたとき、そういえば「月ではうさぎさんがお餅をついている」という話を子どもの頃聞いたけれど、あれは一体どこから生まれたのか、という新たな疑問が出てきましたのでこちらも調べてみました。
色々な説があるようですが、一番有名なのはインドのジャータカ神話というお話のようです。
むかし、猿、狐、兎の3匹は「なぜ自分たちは獣の姿なのだろう」「前世で何か悪いことをしたのだろうか」「それなら人の役に立つことをしよう」と話し合っていました。
それを聞いた帝釈天(たいしゃくてん)という神様は3匹を試すため、お腹を空かせた老人に姿を変えて3匹の前に現れます。
人の役に立てると張り切って、3匹は手分けして食べ物を持ってくることにしました。
猿は木の実を、狐は魚を。
しかし兎は精一杯頑張っても何か食べ物を持ってくることが出来ませんでした。
そこで悩んだ兎は、火の中に自ら飛び込み、自身を食糧として捧げました。
そんな兎を哀れに思った神様は、お月さまに昇らせてあげました。
要約するとこんなお話です。
うさぎさんがお月様にいる理由が思ったよりショッキングな件…(゚Д゚)
と感じたのは私だけではないと思います。(^_^;)
ちなみにうさぎがお餅をついているのは、老人に食べ物を渡すため、という説や、食べ物に困らないためという説もあるそうです。
うさぎさんがとっても健気…。(つω;)
中国の方では不老不死の薬を作ってるという説があり、そこから日本に伝わって餅をついている事になった、というのも言われていますね。
今日の十五夜は収穫の感謝をして、また来年も無事に収穫できますようにとお祈りする行事でもあるのですが、ちょっとうさぎさんにも思いを馳せながらお餅を食べようと思います…!