こんにちは、事務員です。
台風は大丈夫でしたでしょうか。
冒頭の写真は昨日の朝、会社から撮影したものです。
台風が通り過ぎた後は驚くほど晴れ渡っていました。小さくて見えにくいですが、真ん中辺りにお月様も写っています。(^_^)
台風25号も同じ道筋を辿る可能性が高いそうですね。
もうしばらく油断は出来なさそうです。
さて、10月に入りましたね。
京都市では昨日から宿泊税が導入されました。
以前から新聞やニュースで言われていましたが、あまり詳しく読んでいなかったので、今回ちょっと調べてみました。
◆宿泊税って?
宿泊税というのは、宿泊施設(ホテル、旅館など)を利用する人に対して課せられる税金です。
東京では民泊は除かれるようですが、京都では民泊も含みます。
納税の義務は施設側にありますが、負担するのは利用者となっています。
宿泊施設の値段によって、支払う税金の額が変わるようです。
今後京都市にあるホテルや旅館に泊まると、以前より200円~1000円ほど高くなるという事ですね。
ちなみに修学旅行や学校行事で来る学生の方々、および引率者の方は税金は必要ないですよ、と京都市は決めています。
◆宿泊税の目的と用途は?
宿泊税の導入は東京、大阪に続いて3例目となる京都。
導入の目的としてはどの自治体も大体同じで、とっても大雑把に言うと、
街をきちんと整備して、イベントも企画して、観光に来たお客さんに「楽しかった!また来たい!」と言ってもらって、再び遊びに来てほしい! でもその為のお金がないので、ちょっと力を貸してください!
という事のようです。
京都は年中観光客が多くさぞ潤っているだろうとお思いかもしれませんが、実は財政が厳しくあっぷあっぷしていて、今回の宿泊税の導入を決めた背景があるようです。
集まった税金は、旅行客の受け入れの為の案内、景観の保護、道路の混雑解消など、様々な事に利用される予定です。
◆京都の宿泊税は高い?
調べていて、東京と大阪に比べると京都はちょっと高い事が分かりました。
東京・大阪は宿泊費用が1万円未満だと、そもそも税金が発生しません。
そしてそれぞれ税額の上限は東京は200円、大阪は300円と懐に優しい設定になっていました。
安い宿泊料金だと税金は発生しない、という措置がないのは、公平性を求めるためだそうですが、そんなに切羽詰まってるの…?と京都の財政が心配になりますね…(゚Д゚;≡;゚д゚)
ちなみに金沢市や北海道、福岡県などの自治体も宿泊税の導入を検討されていらっしゃるようです。
これから紅葉の季節になりますが、神社仏閣は閉門するときは容赦ない!バスの混み方や道路の込み方は異常!という感じですので、ご旅行の予定を立てていらっしゃる方は、時間配分には十分お気を付けください!