こんにちは、事務員です。
先日、仕事終わりに友人と食事に行って来ました。
河原町周辺で存分に遊んだあと、帰りしなに何気なく自分の上着を触った時に妙な触感があったので見てみると、緑の三角が3つほど付いていました。
ずっとひっつき虫付けて歩いてた…( ꒪﹃ ꒪)
そういえば朝に急いでいて、道にみょんっと伸びてきている植物に服を擦ってしまったと思うけど…あれか…( ・∀・)
子どもの頃は友人とくっつけ合ってよく遊んだものですが、今考えてみると、植物は本当によく考えて色んな方法で生息地域を広げようとしているのだなと感じます。
ところでこのひっつき虫、名称は何なのでしょう?
調べて分かったのですが、ひっつき虫の種類は沢山あるのですね。
その中でも個人的にポピュラーなひっつき虫は2種類あって、楕円にとげとげが付いているタイプと、今回の緑の三角(冒頭の画像)がいくつか連なっているタイプの物があります。
楕円にとげとげはオナモミと呼ばれる植物という事は聞いた事があるのですが、三角の名称が全く不明です。
早速名称を調べてみました。
◆予想外の名前
どうやら緑の三角はヌスビトハギ類の仲間のようですね。
とりあえずwikipediaの説明を見てみると、盗人萩の文字が。
え、ヌスビトハギってそう書くの!?なんでそんな物騒な名称!?(゚Д゚)
由来としては諸説あるようですが、一般的には形状が忍び歩いた泥棒の足跡に似ているから、というのが知られているようです。
あるいは、このヌスビトハギが自分に付かないようにそっと歩く姿が泥棒の忍び足に似ていることからといった説や、気付かぬうちに、というのが盗人のようだから、という説もあるそう。
出典:語源由来辞典
ちなみに花が萩に似ているのでヌスビトハギなのですね。
そういえば花を見た記憶がないので、来年は意識してみておこうと思います。(^∀^*)
さて、盗人萩が衝撃的でしたが、引き続き緑の三角を探すと。
どうやらアレチヌスビトハギ、という名前であるようでした。
アレチ…??
名前がよりアウトローな感じになってる…!!(゚Д゚;≡;゚д゚)
荒地に生息するので、この名前になったようですね。
いや、とっても分かりやすいけども…!荒地って聞いたら魔女ぐらいしか出てこない…!!
それにしても北アメリカからやってきた植物だったとは知りませんでした。
◆オナモミは絶滅寸前…?
緑の三角ことアレチヌスビトハギは外来種という事でしたが、実は私の見てきたオナモミも、もしかしたら外来種のオオオナモミという種類かもしれないそうです。
現在オナモミは絶滅の危険があるとされているそうで、数が減っているのですね。
日本の種が絶滅してしまうのは寂しいので、何とか数が増えてくれれば良いのですが…。
何気なく遊んでいた植物たちですが、調べてみると知らない事が沢山でした。
そして一番なぞである、植物なのになぜくっつき虫と呼ばれているのかは分かりませんでした。\(^o^)/
虫に似てるからなのかな…?