三都BLOG

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京都にある不動産屋さんの事務員初心者が、日頃気になること、住まいのこと、京都のことをゆるく綴っています(・∀・*)

京のかたな展のお話。

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こんにちは、事務員です。

先日のお休みを利用して、京都国立博物館で開催中の京のかたな展に行ってまいりました。(^∀^*)

京都国立博物館特別展 京のかたな


◆内容について

期間は9月29日から11月25日。

かたな展となっておりますので、それはもう沢山の刀が鑑賞できます。

中には絵巻物や屏風、人形などもあり、大きく分けて前期と後期で一部展示物の変更が行われるのですが、すべて合わせるとその数はなんと200点!

国宝重要文化財も数多く、出品一覧の所蔵の欄を見ると、日本中のいろんな美術館、博物館、神社、お寺、会社、団体と、とにかく沢山の方々の協力があって開催されたのだなと感謝の気持ちでいっぱいでした。

期間中は何度か記念講演会なども行われております。日程が合えば行きたかった…!


刀剣乱舞ってなんだろ?

近年は刀剣女子という単語が流行語候補にも入るなどしていたので、刀剣乱舞(とうけんらんぶ)というコンテンツは知らないけど名前はなんとなく聞いた事がある、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

刀剣乱舞というのは、刀が擬人化された作品です。

もとはパソコンで遊ぶゲームでしたが、アニメであったり、舞台であったり、ミュージカルであったり、様々な方向に展開して成長を続けているコンテンツです。

今回の京のかたな展とコラボしており、キャラクターたちのモデルとなった刀も多く展示されています。

基本的な刀の展示は平成知新館で行われて、キャラクターのパネルやコラボグッズ販売などは明治古都館で行われています。

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左の平成知新館で刀の展示が、右の明治古都館で刀剣乱舞のグッズなどを販売しています

出典:京都国立博物館、施設案内ページ


女性に人気のある作品ですので会場は女性のお客様が多いと勝手に思っていたのですが、私が行った時は男性のお客様も多く、ご年配の方も外国の方もよく見かけて、日本刀というのは色んな方々に注目されているのですね。(・∀・*)


◆そのような行き方もあったとは!

ところでSNSでプリンセスラインバスという路線バスがおすすめされていたので利用してきたのですが、本当に快適でした。

市内から京都女子大学までの間を往復している真っ赤なカラーが特徴的なバスなのですが、学生でない人も利用できる公共のバスだそうで、今回は京都駅八条口のバス停(E2)から通学時間をずらして乗ると座席に余裕がある状態で出発し、特に混雑することもなく、停留所が少ないのであっという間に目的地に着きました。

京都住まいでしたが、このようなバスがあった事を知りませんでした。(゚Д゚)

運賃は230円均一で、現金のみのお支払いとなっています。

ICカードや市バスの共通回数券などが利用できませんのでご注意ください。

princessline.jp


ちなみに、時折発動する方向音痴スキルによりバス停を探してしばらく京都駅付近を彷徨いましたので、私のようにならない為に道順を書いておきますね。(`・ω・´)b

ゴールのバス停は八条口のカラオケJBさんの向かいにありますので、グーグルマップで閲覧した方が分かりやすいかもしれませんが…(・ω・`)


①在来線でいらした方は、まず京都駅西口を目指すと分かりやすいのではないかと思います。

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京都駅西口の改札。改札の内側から撮影


②改札を出ると左手に進み、八条西口を目指します。

途中、エスカレーターで下ったりしますが、問題ないです。まっすぐ進んでください(`・ω・´)b

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八条西口を目指します。


③八条西口の表示も通り過ぎて、突き当りを右に。エレベーター横にエスカレーターがあり、そこを降りて左手がすぐ目的のバス停です。

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分かりにくいですが、エレベーターと書かれた方を目指します。


遠方から新幹線でいらっしゃる方は、新幹線中央口の改札を出て左手がすぐに上記の八条西口となりますよ。

◆刀に詳しくなくても大丈夫!

ここまで書いておいてなんですが、私は刀に特別詳しいという訳ではありません!( ・`ω・´)キリッ

でもこういう所が見どころですよ。というポイントが最初に書いてあったので、とても勉強になりました。

HPの方でも同じ説明をして下さっているので、事前に読んでおくとより楽しめると思います!

他にも、そもそも日本刀の様式がいつ発生したのか定かではないという事にもびっくりでしたし、日本史の授業で聞いたことのある後鳥羽天皇が自ら刀を作ったと聞き、天皇が自ら刀を…?!めっちゃアクティブ…!ってなりましたし、十二支とその枠に入れなかった動物との合戦の絵巻物があるのですが、どれがどの動物なのか私には判別がつかないながらも、総大将の狸が最終的に敗逃する事が書いてあって、その後はどうなったの!?と、とても気になったり、昔の祇園祭の鉾頭も展示されていて、音声ガイドで略奪されたのちに刀工が発見して、八坂神社に奉納されたと説明を聞きながら、さまざまな経緯を経てこうやって鑑賞出来ているのね…など、興味と関心が尽きませんでした。

一番印象に残っているのは、名物三日月宗近の名称の由来となる、刃文に浮かぶ三日月形を肉眼で拝見できたことです。

これを逃すといつ見れるか分からないと思い、最前列で鑑賞するには長蛇の列でしたが何とか見ることが叶いました。

想像以上に綺麗…という感想を抱くと同時に、よくあの形を見つけて三日月という名前を思い付いたなという気持ちも湧きましたね。(・∀・*)

日本刀はユニークな名称が多いのも面白いと思うポイントだと思います!


そんな感じで、11時到着⇒入場に1時間待ち⇒12時頃から鑑賞していたのですが、博物館を出たのは16時頃。

混んでいましたが、存分に楽しんで鑑賞することが出来ました。(´∀`).+゚

10月30日から後期ということで、展示されるものが一部変わりますのでもう一度見に行こうと思います。

ご興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか?

恐らく15時以降の夕方ぐらいが比較的空いているので、ゆっくりご覧になれると思います!(`・ω・´)b


三都住建株式会社HP