三都BLOG

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京都にある不動産屋さんの事務員初心者が、日頃気になること、住まいのこと、京都のことをゆるく綴っています(・∀・*)

電車の非常ボタンのお話。

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こんにちは、事務員です。

先日、駅のホームを歩いていると、後方から何か鈍い音と女性の声が聞こえました。

どうかしたのかと振り返ってみると、女性がキャリーケースごと線路に転落していました。

あとからの推測ですが、通路が少し狭い箇所だったので、キャリーケースの車輪が線路側に落ちて、そのまま引っ張られるように女性も転落されたのではないかと思います。

周囲にいらっしゃった方やお連れの方が慌てて引っ張り上げようとするのですが、どうにもすぐ引き上げられそうにありません。

「どうしよう上がれない」という女性の言葉と、近くにいた男性の「これやばくない?」という呟きに、私はようやく非常ボタンを押さなければという思考が働きました。

混乱していたのか、すぐ近くにあった非常ボタンに気付かず、少し探してようやく押すことが出来ました。

途端にビーッ!ビーッ!とけたたましいブザー音が響き渡って、更に騒然となるホーム。

すぐに駅員さん達も駆けつけて、女性とキャリーケースを無事に引き上げることに成功されました。

遠目から見ただけですが、女性には大きな外傷はなく、普通に歩ける様子で、大変な事故にならなくて本当に良かったと思わず胸をなでおろしました。転落された時にすぐ電車が来ていたらと思うとぞっとします。


こういう時は非常ボタンを押す、という事は頭で分かっているはずなのに、いざとなると動けないものですね。

そして非常ボタンは日頃何気なく見ているものなのに、こういう時にどういう姿をしていたかを思い出せず、押すのに時間がかかってしまいました。

ちなみに例としてはこのような感じです。

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左から、阪急、京阪、JRの非常ボタンの一例です。


12月や1月は、忘年会や新年会などの飲み会が増えるせいか、泥酔した方がホームに転落する事故も増えるようです。

もし遭遇された場合は二次被害を防ぐためにもすぐに線路に降りたりせず、非常ボタンを押してくださいね。(>_<)

画像出典:

お客様・沿線の皆様とともに:JR西日本

ホーム非常通報ボタンの全駅設置が完了しました|阪急未来線|阪急電鉄

京阪電気鉄道株式会社、京阪電車運輸業における「『安全・安心』の提供」「運営体制の効率化」に関する取り組みについてより


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