三都BLOG

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京都にある不動産屋さんの事務員初心者が、日頃気になること、住まいのこと、京都のことをゆるく綴っています(・∀・*)

修学院離宮のお話。2

こんにちは、事務員です。

修学院離宮の参観は、中離宮へと向かいます。

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松並木の両脇には、田畑が広がります。

委託された農家の方が、綺麗に保って下さっているそうです。

遠くに町並みが見え、この時点で意外と高い場所に居ることが分かりました。


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離宮の表門。ここから入るのかと思ったら、右に出入口がありました。(^_^;)

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入ってすぐの梅の木。


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左の建物が楽只軒(らくしけん)、右の建物が客殿(きゃくでん)です。


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客殿

右の写真は祇園祭の鉾が描かれています。


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客殿

中央の棚は、霞がたなびいているように見えるため、霞棚(かすみだな)と呼ばれており、桂離宮の桂棚、三宝院の醍醐棚とともに天下の三棚とされているそうです。


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客殿

右の写真のコイですが、もともと網は描かれていなかったそうです。

しかし夜な夜な絵から抜け出てコイが泳いでいるという噂がたち、女官が怖がってしまったので、あとから網を描いたと伝えられているとのこと。

扉を外してしまおう!ではなく、コイが逃げないように網を描きこもう!なんて、とってもユーモアのある解決方法ですね(^∇^)


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右の写真は客殿の北面側。交差してひし形になっている部分が、漁村で網を干した形を表しているそうで、『網干の欄干(あぼしのらんかん)』と呼ばれているそうです。


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楽只軒

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楽只軒

楽只軒はとても古い建物だそうで、1668年前後に建てられたと考えられているそうです。


さて、これから再び松並木を通って上離宮へ向かうのですが、ここからさらに30mほど高低差があるとのこと…!

この日、冬物のコートを着用していたのですが、気温も高く、春物を羽織ってくれば良かったと後悔しました(^_^;)

気合を入れて上離宮へ…!

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