こんにちは、事務員です。
引き続き植物園の温室内のお話を。
バナナインパクトの後、同じ部屋にあったカカオやシークワーサーを観察しつつ、さらに奥へと進むと、鮮やかなオレンジが目に留まりました。
とても特徴的な形状に、キノコかな…??と思って近くで見ると、蕾もたくさんあったので、花なんだろうなと判断しました。
名称はペアルケア ヒポキルティフロラというそうです。噛みそう…(^_^;)
それにしても、花弁はこのオレンジの部分全てなのでしょうか。それとも中央の口みたいな部分が…?あとお餅みたいに膨らんだその中身はどうなってるの…?細かい毛のようなものが全体に生えているのですが、何のために…?
疑問が次々に浮かんでくる不思議な植物でした。(・∀・*)
パイナップルが当然のようになっていたので、思わず三度見ぐらいしました。
こんな風に出来るんだ…。(゚Д゚)
葉っぱの鋭利さとか、本体のとげとげとか、全体的に攻撃力が高そうですね。
もっと時間が経つと黄色っぽく、見知った姿に変化していくのでしょうか。
色とりどりのランを観賞していると、面白い形の花がありました。
マダガスカル島原産のアングレクム セスキペダーレというラン科の植物だそうです。
解説によると、花の下に伸びている黄緑色の長い管のようなもの(距:きょと呼ばれる器官)に蜜があるのですが、これを見て進化論で有名なダーウィンは、この花の蜜を吸う事が出来る長い口を持つ蛾が存在するはずと予想します。
当時は否定的な反応が多かったようですが、ダーウィンの死後21年経った時に、マダガスカル島でキサントパン スズメガという口の長い蛾が発見されたとのこと。説が証明されたのですね。(・∀・*)
共進化という難しい言葉も知ったのですが、私がずっと思っていたことは、立派なおひげに見えるなという事でしたね…!\(^o^)/
温室をあとにして、その3に続きます。