京都市内の公園を巡るシリーズ。1

こんにちは、事務員です。

◆公園について

先日、京都市内の公園を巡る事にしたのですが、公園と一口に言っても様々な種類があるのですね。

例えば、

街区公園…主として街区内に居住する者の利用に供する（きょう する：差し出す。役立つようにする。）ことを目的とする公園で1箇所当たり面積0．25ヘクタールを標準として配置する。

運動公園…都市住民全般の主として運動の用に供することを目的とする公園で都市規模に応じ1箇所当たり面積15～75ヘクタールを標準として配置する。

風致公園…主として風致（ふうち：自然の景色などの趣き。味わい。）を享受（きょうじゅ：受け取って自分のものにすること。また、芸術美などを味わい楽しむこと。）することを目的とする公園で，樹林地，水辺地等の自然的条件に応じ，適切に配置する。

京都市情報館：京都市の公園より引用

などなど。ご紹介したのは一部だけで、他にもまだまだたくさん種類がありました。

◆公園の位置情報について

さて、調べると京都には921箇所の公園があるそうなのですが、場所が不明なので、下記の京都市防災危機管理情報館に記載されている防災マップの公園のページを参考にさせて頂こうと思います。

京都市防災危機管理情報館HP：防災マップ

ただこちらのページ、右下の説明文には京都市の公園は約700箇所と書いてあるのですが、左上の緑～赤の木のアイコンを示す箇所を足すと920箇所になり、その下の北区～伏見区の箇所を合計すると887箇所になるので、私は一体なにを信じればよいのかと…！！＼(^o^)／

とにかく、こちらの防災マップと、京都市情報館：京都市の公園のページにも公園の一覧と情報がありましたので、こちらも参考にさせて頂きつつ、回っていこうと思います。(･∀･*)

◆大覚寺六道児童公園

記念すべき１つめの公園は大覚寺六道児童公園です。

お察しのとおり、以前大覚寺に行った際に撮影した公園です。(｀・ω・´)b

場所は以下のところにあります。

面積は338㎡と小さめな公園でしたが、ブランコや鉄棒、砂場があり、水道が設置されていました。

40ｔの防火水槽も供えられています。

簡易俯瞰図と①からの写真。

②と③の位置から。

④と⑤の位置から。

⑥と⑦の位置から。

●写真は2019年1月撮影

葉っぱの縁が丸いのでおそらく椿だと思うのですが、綺麗に咲いていて、とても目を引きました。(^∇^)

公園の椿。

公園を紹介するという目線で見る事はあまりないので、なんだか新鮮でした。(･∀･*)

始めたばかりで手さぐりの状態ですが、恐らく？921箇所ある公園を巡って行きたいと思います！

三都住建株式会社ＨＰ

大覚寺のお話2。

こんにちは、事務員です。

本日京都は早朝から青空なのに雨が降っていたので、虹を見ることが出来ました！(´꒳`)

では引き続き大覚寺のお話を。

勅封心経殿（ちょくふうしんぎょうでん）

勅封とは、天皇の命令で封印すること。心経とは、般若心経の略称だそうです。

建物の中には嵯峨天皇らの写経を安置しており、60年に一度、戊戌開封法会(ぼじゅつ かいふうほうえ)という特別行事で公開されるとのこと。

こちらの成り立ちは平安時代にさかのぼります。

当時の京都は病や飢饉が流行っていました。

そんな時、弘法大師空海さんの勧めで嵯峨天皇は写経を行い、国民の安泰を祈ります。

そうすると病や飢饉が治まりました。

と、このようなお話があるそうで、この写経を勅封した時の干支が戊戌（ぼじゅつ、つちのえいぬ）であったため、干支 *1が一周する60年という周期で開封し、その時に再び天下泰平をお祈りする、という行事が実行されてきたようです。

ちなみに昨年の秋に公開されたそうですので、次回の公開は2078年ですね。

もっと早く知って、ぜひ行きたかった…！(>_<)

朱色の建物は霊明殿です。

宸殿の後ろ側を撮影。

正寝殿（しょうしんでん）のうさぎさん。

諸堂をつなぐ村雨の廊下。

何だかロールプレイングゲームにありそうな名称に思わずパンフレットを二度見しました。

縦の柱を雨、直角に折れ曲がっている回廊を稲光にたとえて付いた名前なのだそうです。

天井がちょっと低いのですが、これは刀や槍が振り上げられないようにという意図から造られているのだとか。

こちらの床もうぐいす張りとなっていました。歩くのが楽しいです。(･∀･*)

霊明殿。朱色や格子天井の絵がとても綺麗でした。

お庭の様子。

境内の中はとても静かで、お庭を眺めながらまったりしました。(´꒳`)

式台玄関

以前伺った事があったのですが、その時はあまりゆっくり拝見する事が出来なかったので、とても満足して帰路につきました。(^∇^)

惜しむらくは、戊戌開封法会(ぼじゅつ かいふうほうえ)の情報をもっと早く知っていれば…！という事ですね。

情報収集をもっとしなければと思いました。(^_^;)

三都住建株式会社ＨＰ

*1:干支は十二支「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の12種類がよく知られていますが、もう一つ、十干（じっかん）と呼ばれる「甲（きのえ）・乙（きのと）・丙（ひのえ）・丁（ひのと）・戊（つちのえ）・己（つちのと）・庚（かのえ）・辛（かのと）・壬（みずのえ）・癸（みずのと）」の10種類の組み合わせからなっており、合計すると60種類の組み合わせが出来ます。 この組み合わせが60年で一回りするので、60歳は還暦と呼ばれています。 ちなみに2019年は「己亥（つちのとい）」