こんにちは、事務員です。
再び台風が日本に近づいてきていますね。
真っ直ぐ進むのかと思いきや、またも急カーブして日本列島を縦断するコースとなりそうです。(>_<)
21号の時もそうでしたが、どうして日本付近に来ると突然思い出したようにカーブをするのでしょうか。
様々な理由があるようなのですが、一部を見てみます。
まず台風は赤道付近の暖かい海の上で発生するそうです。
そこから北上してくるのですが、なぜ南ではなく、いつも北に来るのかという理由に関しては、地球の自転と、「コリオリの力」という物理のお話が関係していると思うのですが、私には説明がとっても難しいのでここは割愛致します。(^_^;)
コリオリの力の参考
国大Qゼミ:https://www.qzemi.com/junior/qbox/30
『わかりやすい高校物理の部屋』慣性力‐コリオリ力:http://wakariyasui.sakura.ne.jp
さて、北上する台風は貿易風という東から西へと流れる風に押されて、今度は北西へと徐々に進んでいきます。
貿易風は、緯度がおよそ30度以下の地域で、1年中ほぼ同じ方向に吹いている風です。
そして日本付近に来た頃、貿易風の勢いが弱くなるので、台風はそのまま北上します。
そこで今度は偏西風という西から東に吹く風にぶつかります。
偏西風は、緯度がおよそ35°~65°の地域で1年中ほぼ同じ方向に吹いている風です。
そうして今度は北東へと進んでいく形になるので、日本列島を沿うような形で進んでいくことになるのだそうです。
そしてもう一つ、日本に沿う形になっている大きな理由が太平洋高気圧の存在。
今年の夏は太平洋高気圧とチベット高気圧が日本列島を覆うような形になり、記録的な暑さが続きましたね。
そんな高気圧の縁に沿って台風は動いているのだそうです。
夏ごろ列島を覆っていた高気圧は、9月頃になると勢力が弱まり、南下していきます。
そうするとちょうど列島に沿う形に高気圧が配置されるので、そこを台風が通りすぎる、という事になるようです。
日本は絶妙な位置にあるのですね(^_^;)
台風24号が近づいてきておりますので、どうか皆さまお気を付けください。