三都BLOG

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京都にある不動産屋さんの事務員初心者が、日頃気になること、住まいのこと、京都のことをゆるく綴っています(・∀・*)

麻疹のお話。

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こんにちは、事務員です。


沖縄県で麻疹(はしかと読まれるのが一般的ですが、感染症法ではましんで届出をすることが決まっているようです)が流行っているそうですね。(>_<)

麻疹は、一度発症すると免疫が出来てかからないといわれていますが、抗体をもっていない人は100%感染するといわれるほど感染力が非常に高く、空気、接触感染をするという事で、手洗い・うがい・マスクでは防ぐのが難しいようです。

www.mhlw.go.jp



◆症状について

潜伏期間は約10~12日。

初期症状として、せきや鼻水、目の充血、発熱など風邪と似た部分があります。

そのような状態が2~4日ほど続き、熱が下がったかと思いきや高熱が出て、全身に発疹(ほっしん)の症状がでてきます。

それが3~4日続いたあと、ようやく次第に熱が下がり、回復に向かいます。

発疹は黒ずんだ痕を残しますが、1~2週間ほど時間が経てばなくなるようです。

その際、日焼けをしてしまうと色素が沈着してしまい、痕が残ってしまうようなのでご注意ください。

麻疹は肺炎や中耳炎などの合併症を引き起こすことがあり、場合によっては命の危険性も出てくる病気です。

麻疹が流行している時に風邪のような症状が出た場合、その時期が一番感染力が高いそうですので、出来る限りまず電話で病院に相談し、早めに小児科、あるいは内科に受診をしましょう。


◆ワクチンの接種を!

国は2回のワクチン接種を推奨しています。

なぜ2回必要なのか?ですが、

・1回の接種だけでは免疫がうまくできないことあるため。

・免疫ができたとしても、時間経過で低下することがあるので増強するため。

・何らかの理由で1回目の接種を受けていない子もいるので、改めてもう一度受ける機会を設けるため。

参考:国立感染症研究所

という事で、現在は満1歳~満2歳未満の1年間を第1期小学校就学前年の4月1日~3月31日までの1年間を第2期として、それぞれ1回ずつの接種が推奨されています。

麻疹のワクチン、風疹のワクチン(ふうしん:発熱やリンパの腫れ、発疹などの症状が出る病気。三日麻疹とも呼ばれる。妊婦さんは子どもに影響が出ることがあるため、特に要注意の病気)、両方に効き目があるMR(麻疹:Measles、風疹:Rubella)というワクチンがあるそうで、現在は原則としてMRワクチンを接種することになるようです。

予防接種スケジュール⇒国立感染症研究所


◆予防接種の費用について

上記に書いた第一期、第二期間中であれば、公費となりますので麻疹の予防接種は無料で受けられます。

ですが期間を過ぎた場合、あるいは成人してからの予防接種を受ける場合は基本的に全額自己負担となります。

医療機関にもよりますが、麻疹5千円、風疹5千円、MRは1万円程度するようです。

自分に抗体があるか分からない時はお医者様に相談してみましょう。

また、風疹については、妊娠を希望される方のために市区町村によっては助成金が用意される所もありますので、一度調べてみることをお勧めいたします。

京都市:京都市風しん対策の充実について


◆予防接種を受ける場所について

京都市で予防接種を受ける場合は、子ども大人を問わず、事前に医療機関に申し込みが必要です。

種類によっては予防接種を実施していない所もあるので、必ず確認しましょう。

お子さんが受ける場合は母子健康手帳と、母子健康手帳別冊の「予防接種予診票(よしんひょう)綴」にある予診票を持参しましょう。


京都市の予防接種が受けられる病院

京都市:京都市が実施する定期の予防接種について(子どもの予防接種/協力医療機関検索もこちら)

www.kyoto.med.or.jp

近年ではだいぶ減ったようですが、それでも数年おきに麻疹は流行っているようですね。(・ω・`)

皆様もどうかお気を付けください。


三都住建株式会社HP