こんにちは、事務員です。
賞花亭を下って行くと、園林堂(おんりんどう)という建物が見えてきました。
正方形の飛び石がおしゃれですね。(^∇^*)
持仏堂ということで、以前は仏像や位牌が安置されていたそうですが、現在は別の場所に移され、中は何もないそうです。
所々にお花の紋様があり、それが菊だと気付くのに時間がかかりました。(^_^;)
向かいには次の目的地である、笑意軒(しょういけん)が見えます。
舟で来れるように作られていて、舟着き場の左にちょこんとある小さな灯篭が可愛らしくて好きです。
笑意軒は窓が多く、風通しが良さそうだったので、夏を過ごすのに考えられた場所なのだろうと何となく想像が付きました。
窓の奥には水田が広がっているのですが、風景が変わらないように国が土地を買い取って、農家さんに管理をお願いしているそうです。そういえば修学院離宮もそうだったなと思い出しました。
部屋のふすまの取っ手部分は、舟をこぐオールの形をしているとスタッフさんに聞き、へぇーと見ていたら、違う形を発見。先端はとがってませんが、矢のかたちですね。
調べてみると、雁股(かりまた)という狩猟用の矢のようです。
舟遊びも狩猟も両方お好きだったのでしょうか。
遊び心にあふれた場所で、個人的に一番好きな場所でした。(^∇^*)