こんにちは、事務員です。
第41回目の公園シリーズ。今回も個性的な公園に伺って参りました。(^▽^*)
◆富小路殿(とみのこうじでん)公園
「とみのこうじどの」と読むのかもしれませんが、当記事では、京都市情報館の京都市の公園の表記を参考にさせて頂いております。
場所は中京区 六丁目です。
マップはこちら。
面積は3,381㎡。出入口は2箇所です。
遊具はブランコ、砂場、すべり台、鉄棒、シーソー、象形遊具がありました。
設備は水道とお手洗い、イス、そして容量が不明なのですが防火水槽が設置されています。
前回に引き続き、横に長い公園ですね。(´꒳`*)
その他で表した箇所が2つありますが、どちらも祠があります。
公園の名前プレートが右から読むタイプは珍しいなと思いながらを撮影していると、近くにいらっしゃった工事の警備員さんが「富小路って名前が付いてるけど、この通りは柳馬場通りやし、不思議やね」と声をかけて下さいました。
お話を聞くと、公園東側の道が富小路通りという名称なのですが、以前はそこに続く道が整備されていなかったそう。
確かにそれなら柳馬場公園でもおかしくないのになと思い、気になったので調べると、どうやら鎌倉時代に富小路殿(とみのこうじどの)という御所や皇居となった邸宅が付近にあったようで、その名残でこの名称になったと思われます。
【富小路殿】とみのこうじ‐どの
②の右側に防火水槽の看板がありました。
俯瞰図左側のその他が④の写真の祠です。
奥の白い建物は明治34年に建てられた京都ハリストス正教会で、京都市指定文化財となっているそうです。(・∀・*)
100年以上前の建物なのに、とても綺麗でびっくりです。
公園に足を踏み入れて、一番気になったのがやはりこちらの遊具ですね!
4面並べるとちょっと怖い気もしますが、とっても個性的…!
光の加減で表情が若干分かりづらいのですが、喜怒哀楽を表しているようにも見えます。
⑮の写真。
こちらが警備員さんの仰っていた整備された道ですね。(・∀・*)
真ん中の写真は、この道の左にあるグラウンドの写真です。
申請して利用するタイプの公園の運動場だと思っていたのですが、どうやら近くの学校の第二グラウンドのようで、鍵がかかっていました。
俯瞰図右側のその他が⑯の写真の祠です。
右奥にある石碑は、こちらに以前あった京都市立商業実修学校の跡を示すもののようです。
公園の前身が名前や石碑で感じられる公園でした。(^∇^*)
●写真は2019年11月撮影
見上げると銀杏がたくさん実っていました。(´꒳`*)