三都BLOG

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京都にある不動産屋さんの事務員初心者が、日頃気になること、住まいのこと、京都のことをゆるく綴っています(・∀・*)

京都市内の公園を巡るシリーズ。85

こんにちは、事務員です。

およそ1年半ぶりの公園巡りの記事で、

書き方をやや忘れ気味です。(・ω・ = ・ω・)


さて、85回目となる公園はこちら。

◆唐橋羅城門(からはし らじょうもん)公園

場所は南区 唐橋羅城門町。

名前にある通り、羅城門とゆかりのある場所です。

公園の面積は 327㎡と小さめ。

設置年月日は昭和12年5月22日とあったので、

今年で86周年を迎える公園ですね。

遊具はすべり台、鉄棒、シーソーがあり、設備は水道があります。


簡易俯瞰図、①、②の位置から見た写真

③、④の位置から見た写真

●写真は2023年5月撮影


公園の中の石碑って、大体端のほうにひっそりと建っている印象なのですが、

こちらはなかなか存在感があります。(・∀・*)

ちなみに「遺址(いし)」とは、

建造物など具体物のあった跡をさすことが多いそうです。

羅城門跡の解説

解説を読んでいて驚いたのが、周辺で羅城門に関する遺構が発見されていないこと。

知名度のある歴史的建造物なので、

当然のようにたくさん見つかっているものだとばかり。


帰宅後にネットで検索してみると、

京都市歴史資料館 情報提供システム フィールド・ミュージアム京都のHPで

平安遷都千百年紀念祭の事業の一環で、公園の遺址を建てたことが分かりました。

その位置の決定方法として、

延暦15(796)年の創建以来、位置が不動とされた東寺の南門を基準点として

そこから計測して(中略)朱雀大路の中心、すなわち羅城門の中心を決めました。」とあり、

あの場所で羅城門に関するものが発掘されたからじゃなかったんだ…!(゚Д゚)と二度目の驚き。


2019年の新聞記事で、羅城(都の内と外を隔てる塀)の跡が発見され、

平安京に羅城があったと証明された、というものも見かけました。

自分考えている以上に、

まだまだ判明していない事がたくさんあるのだなと感じます。(´∀`).+゚



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