こんにちは、事務員です。
もうすぐお盆ですね。
京都では16日に大文字の送り火が行われます。
先ほどネットニュースで、「い」という送り火の痕跡が見つかった、という記事を見つけました。
子どもの頃から見ていたせいか、現在にいたるまであまり疑問に思う事もなく、記事を読んでも「へーそんなのあるのか」とか、今年ももうそんな時期なのか、くらいの認識でいたのですが、今大文字のことを調べてみるとびっくり。
謎だらけじゃないか…!!!(゚Д゚;)
大文字という名称なのに、そもそもどうして「大」の字なのか不明って!!
さらに起源についても諸説あるようで、現在でも明確には分かっていないようです。
あ、でも調べる中で、長年の個人的な誤解が解けました。
それは五山の送り火とされているのに、なぜ6つ(大の字が2つ、妙の字、法の字、船、鳥居)あるのか…!?という疑問。
今まで大の字が2つあるので、てっきりこれを1種類として数えているのだと思っていたのですが、実は妙と法の字が、妙法という単語で1つと数えられているのですね。
でもこの2文字は作られた時期が違うそうで、先に妙の字が作られて、後から法が作られたとのこと。
それでなのでしょうか。この妙法の字だけ字体が違って見えるのも不思議に思います。
どうやら妙は草書体、法は楷書体で表されているようです。
大の字は明朝体で書かれていると思っていましたが、ひょっとしたら気付いてないだけで、ゴシック体とか、ポップ体の可能性も…!?
ちなみに、グーグルマップで上空からそれぞれの字を見たのですが、平地から見たとき綺麗な文字に見えるようにするためか、上空から見るとまた違った感じに見えて面白いです。(・∀・*)
他にも大の字だけどうして二つあるのかとか、昔は別の字もあったそうですが、なくなってしまった理由は何なのかとか、気になることはまだありますが、一番の謎はこれだけ分からないことだらけなのに、大文字の送り火が長い間ずっと続いていることですよね。
行事を支えて下さっている方々に感謝を込めつつ、今年もご先祖さまをお送りしたいと思います。(^∀^*)