こんにちは、事務員です。
岩倉具視幽棲旧宅を存分に楽しませて頂いたあと、旧三井家下鴨別邸の方面へ向かうバスがちょうど来たのですが、気になる場所があったので見送る事にしました。
そしてバス停の近くにあった実相院門跡(じっそういん もんぜき)へ。
立派な門構えで、果たして中を拝観しても大丈夫だろうかと恐る恐る足を踏み入れると、受付の方がいらしてほっと一安心。
諸注意として、「室内と床紅葉は撮影禁止となっておりまして、もしお庭を撮影される際は縁側まで出て撮影をお願いします(^∇^*)」とのこと。
んん?床紅葉とは…??
疑問を抱きつつ、さっそく中を拝見する事に。
何だか愛嬌のある虎の画や、仙人図を楽しみながら進むと、実相院日記というものが展示されていました。
江戸時代から明治時代頃まで記された非常に歴史が詰まった日記のようで、私にとってはまるで暗号のような文字列の中、どうにか解説を頼りに坂本竜馬という文字だけ判読出来ました。
昔の方は他にどんな事を書かれていらっしゃったのか気になる所です。(・∀・*)
そしてそこから先に進んだとき、ようやく受付の方の仰っていた床紅葉の意味が分かりました。
「ここ!テレビとか雑誌で見たことある…!!」
つやつやの床にお庭の青紅葉が映りこんで、とっても素敵な光景が広がっていました。(´∀`).+゚
こちらの実相院門跡で拝見できるものだったのですね。
最初に拝観可能か不安に思っていた自分に、むしろ有名な所だよと伝えたい…。
しかし偶然とはいえ見ることが出来て良かったです。寄り道はしてみるものですね。(´꒳`*)
お庭は東西の2つあり、どちらも静かで、お座布団や椅子を用意して下さっていたので、非常にゆったりまったりと過ごす事が出来ました。
バスの時刻を確認しつつ、近くに不動の滝があったので、こちらも拝見して来ました。
秋はもちろんのこと、春も綺麗なようですので、またいつか伺いたいです。(^∇^*)