こんにちは、事務員です。
先日定期券を更新したら、期限の表示が今までは30と記載されていたのが2019となっていて、平成が終わるのを強く実感しました。
そういえば、阪急の切符タイプの回数券の発売が9月末で終了するそうですね。
少しでも安く済まそうと金券ショップや自販機で回数券を購入して使っているのに、この告知ポスターを読んだときは「きっぷタイプ…??回数券カードってなに?ㆆ﹏ㆆ??」となったので、調べてみようと思います。
(2018/11/18に追記しました。)
- ◆きっぷタイプと回数券カード。
- ◆回数券について。
- ◆私はこの4点を知らなかったので混乱したのだと思います。
- ◆きっぷタイプの回数券が発売終了するにあたり、10月から何が変わるのか。
- ◆気になった所を質問してみました。
◆きっぷタイプと回数券カード。
まず件のきっぷタイプの回数券ですが、
これの事です。そのままきっぷの形ですが、12月末まで利用できる、と表記してあります。
そして回数券カードというのが
このタイプの事です。
今回、このうちの上の画像のきっぷタイプの発売が終了します、という告知がされているのですね。
◆回数券について。
●利用区間
JRの回数券は利用区間が指定されていますが、阪急の回数券は購入した額面の範囲であれば、乗車も降車も自由にできます。(例えば190円区間の回数券を持っていたとすると、河原町駅~桂駅間、あるいは淡路駅~十三駅間などが乗降可能となります)
●種類
種類は3種類あり、それぞれ以下の特徴があります。
普通回数券:割引率が一番小さいが、いつでも利用可能。 例:河原町ー梅田は片道400円かかりますが、普通回数券だと380円。
時差回数券:割引率は中。平日の10時~16時(改札に入るのが16時までならOK)、土日祝日にも終日利用可能。 例:河原町ー梅田は時差回数券だと350円。
土休日回数券:割引率が一番大きい。土日祝日のみ終日利用可能。 例:河原町ー梅田は土休日回数券だと310円。
●有効期限
有効期限はきっぷタイプもカードタイプも同じで、回数券を購入した次の月から起算して3か月間です。
ちょっと意味が分かりにくいですが、例を挙げると、
9月8日に回数券を買うと、12月末までが期限となります。
9月30日に買うと、これも12月末までが期限です。
10月1日に買うと、1月末までが期限となります。
◆私はこの4点を知らなかったので混乱したのだと思います。
①まず回数券にきっぷタイプとカードタイプという2種類があったこと。
回数券はきっぷタイプオンリーだと思っていました。
②このカードが、
「回数券カード」であったこと。
このカードの存在は一応知っていました。しかしこんなにも堂々と書いてあったのに、回数券という認識がなかったのです。
じゃあなんだと思ってたの?と聞かれると答えに困るのですが。(^_^;)
③きっぷタイプもカードタイプも、割引率は一緒だということ。
今回の事でカードタイプの利用を考えた時、きっぷタイプの方が割引率が高くてお得だったのに!と勝手に思っていたのですが、調べたら一緒でした…。(゚Д゚)そりゃそうだわ…。
④そして最後に、回数券カードからきっぷタイプの回数券に引き換えることが可能だったということ!
回数券カードを持って友人や家族と出掛ける時、券売機で友人の分や家族の分をきっぷタイプとしてを出す事が可能だそうです。
こんな機能があること全然知りませんでしたよ…!
しかもきちんと元の回数券カードと有効期限は一緒だったそうで、「明日出掛けるから、スムーズに動けるように人数分のきっぷを事前に用意しておこう」という事も出来た訳ですね。
◆きっぷタイプの回数券が発売終了するにあたり、10月から何が変わるのか。
大きな変更点は、きっぷタイプの使える日が、購入・引き換えをした当日のみになるという事です。
具体的にどういう影響があるかと言うと、④の機能を使って前日にきっぷを準備したり、金券ショップで来週の予定を見越して回数券を用意する、といった事が出来なくなります。
「んん?きっぷタイプは販売終了になるんだよね?(・ω・`)使える日とは??」とお思いかもしれません。
厳密に言うと、約3か月の有効期限があったきっぷタイプの回数券の販売が終了になる、というだけで、回数券カードからきっぷタイプに引き換える機能は生きているのです。
ただし従来と違って、使える日は引き換えた当日だけになりますよ、と阪急電車さんは仰っているのですね。
困った箇所としては、回数券カードの利用回数が多すぎて、3か月で使いきれない点。(^_^;)
なので、その都度きっぷタイプの回数券を金券ショップや自販機で購入していたのですが…。
でもそんな人のために、阪急電車さんは時差と土休日の2種のみですが、ハーフタイプの回数券カードもご用意して下さってますので、良ければご購入の検討をなさってみてくださいね。
◆気になった所を質問してみました。
よく利用する金券ショップの方に質問してみました。
Q 現在所持している回数券の有効期限が12月末までと記載されているのですが、10月から使えなくなるのでしょうか?
A いいえ、記載されている有効期限までご利用いただけます。
Q 10月からの回数券の販売はどうされるのですか?
A 現状はまだ不明です。当日のみの有効となりますので、取扱いがなくなるか、あるいは主要の駅までの分の額面をご用意して、残りはお客さまに乗り越し精算をして頂くなどの方法をとるかもしれません。
後日お店に伺うと、当日のみ有効ですという事をしっかり注意書きした上で販売されていました。
やはり当日限り有効というのはなかなかネックですね…(^_^;)
阪急さんにも気になった事を質問してみました。
Q 回数券終了の告知ポスターに、磁気不良などで再発行する場合はカードタイプで再発行します、と書いてありましたが、一回乗車分の回数券カードを発行していただけるということでしょうか?
A 場合によっては緑色の連絡票を付ける形で、磁気不良の切符ということで(降りる駅の駅員さんに渡して)改札を出て頂くことになるかもしれませんが、そうすると有人の改札しか通れなくなってしまうため、回数券カードを発行させていただく事が多いと思います。
Q 回数券カードからきっぷタイプに引き換えるときは、赤い券売機を使えばよいのでしょうか?
A はい、赤い券売機をご利用ください。一度に三枚まで引き換えができます。
お忙しい中、お答えいただきましてありがとうございました。
きっぷタイプの回数券は使い勝手がよく、とても利用していたので、終了してしまうのは悲しいものがありますが、ハーフタイプの回数券カードの利用や、この際なのでpitapaなどの利用も考えてみようと思います…!